第1回 医療・介護問題 大阪西部地区病院研修会
令和元年8月3日
 

演題 『病院経営における課題と

     2020年度診療報酬改定を見据えた経営戦略』
     ~今すべきことは何かを考える~

座長 大正病院 院長 福本 健治 先生 
講師 株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺 優 先生 

 

 病院を運営する上で制度の変更や環境の変化に応じていく必要があります。
病院に勤務される医師は、医療とりわけ専門分野の知識習得に熱心である一方、制度や医療をとりまく環境の変化に興味が薄い傾向があります。
病院が打ち出した対策を現場で実践するには制度や医療をとりまく環境の変化を知る必要があります。

part1.データから見えてくる病院経営環境の変化と課題
医療技術の進展による低侵襲化が在院日数の減少につながっています。このため入院医療費はのびにくくなっており、高齢化の進んだ地域では減少していきます。
part2.データが示唆する20年度診療報酬改定の方向性
看護必要度のデータ提出による看護の中身が問われています。看護師による急変時の対応と、食事介助等の看護助手的な負担を混合してはいけません。
part3.具体的な病院経営戦略を考える
地域の医療需要及び周辺病院の状況と、院内の診療内容・看護必要度を可視化します。そのうえで医療提供内容の最適化を行います。
2025年に向けた病院をとりまく状況を統計をもとに説明されました。

大正区在宅医療介護連携相談支援室では、病院、診療所、介護事業所の橋渡しをしています。各組織のおかれた状況を知り、支援につなげてまいります。


大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 

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