第7回 在宅医療推進情報交換会を開催いたしました
令和元年6月19日
 

在宅医療推進情報交換会におきまして、「病院の状況、トピックス」、「在宅での看取り」などを話し合いました。

大正病院から診療体制について説明されました。脳神経内科では認知症も対応している事を説明されました。
済生会泉尾病院から病院の状況及び物忘れ外来の開始、外来栄養指導、フットケア外来開始予定 他が説明されました。
ほくとクリニック病院から認知症疾患医療センターについて説明されました。認知症専門医療機関紹介加算、認知症療養指導料など病診連携を行う上で具体的な説明をされました。

診療所からは在宅患者数の動向について説明がありました。在宅で看取りを行うケースもあれば、最後の時を病院で過ごす患者もいる事が報告されました。また認知症の患者が入院治療を希望した場合、病院内での徘徊に対する安全対策について検討中であるそうです。
HIVの陽性患者の高齢化について説明がありました。

訪問看護ステーションからは、看取りや受け入れ状況について報告がありました。また最近の傾向として、要介護度の低い方が多いことやターミナルで退院されても数日でお亡くなりになる、病院から『いつでも病院に戻れるからね』と言われ看取りは病院でと決めておられる患者がいると説明されました。
もっと早くに在宅に戻ればコミュニケーションもとれるのにという意見もありました。

病院、診療所、訪問看護ステーションで退院時カンファレンスについて検討しました。 訪問看護ステーション、診療所が退院時カンファレンスに呼ばれず、「明日退院です」と連絡が来るとの意見に対し、病院からは訪問看護ステーションは声をかけているが、診療所の先生方は忙しいだろうとの思いから声をかけにくいとの意見が出ました。
テレビ会議による出席であれば診療所からの出席もしやすくなるとの意見が出ました。

大正区在宅医療・介護連携相談支援室から在宅医療アンケートの報告を行いました。在宅患者は増加してるが、訪問診療において新規の患者は増えてはいないそうです。
大正あんしんネットの運用状況について報告を行いました。

今後も病診連携、医介連携の推進を充実させるべく、在宅医療推進情報交換会を開催してまいります。


大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 

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