大正区訪問看護連絡会の介護講座
令和元年5月29日
令和元年6月26日
 

大正区訪問看護連絡会の介護講座「精神科における介護・支援を知ろう」にご参加いただきありがとうございました。
大正区訪問看護ステーション連絡会が主催した本講座に、大正区在宅医療介護連携相談支援室も協力させて頂きました。
みんなでワイワイ楽しみながら、精神科における介護・支援について研修しました。

大正区在宅医療・介護連携実務者会議において各委員から出された取組みと課題の中に 『暴言、暴力や精神症状により日常生活に支障を来している利用者の対応』、 『医療依存度の高い高齢者、障がい者(児)や難病、精神疾患など、様々な世代の利用者へのサービス提供ができる訪問介護事業所作り』がありました。
精神科訪問看護ステーション澤田看護師に講師を依頼し研修会を行いました。

厚生労働省の2017年調査によると、精神科の患者数は約400万人。2017年の悪性新生物<腫瘍>患者数178万人の2.2倍の数です。
精神科を受診される方は増加しており、その中でも統合失調症の方が多くなっています。
精神科の入院治療における在院日数は減少しており、退院先として最も多いのが家庭です。

澤田看護師より精神科について説明頂き、薬物療法、、精神療法、社会療法について学びました。薬物療法では薬を継続してもらう事の大切さについて情報共有を行いました。
また保健的かかわり、医療的かかわり、福祉的かかわりを説明頂き、地域における多職種連携の大切さを学びました。

精神科訪問看護の実際として、訪問時の様子(動画)、部屋の状況(写真)を紹介されました。患者さんのこだわりが、どのような形で生活にあらわれているかを動画と写真でわかりやすく説明頂きました。
講師の訪問看護での失敗談、事例と対応などを説明いただきました。専門用語を控えた、わかりやすい講義内容でした。

在宅医療・介護連携推進事業では、今後も訪問看護連絡会の介護講座に協力してまいります。

 


大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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