テーマ:医療介護連携システム メディカルケアステーション
1.挨拶 大正区 吉田 泰人 区長
2.メディカルケアステーション説明会
エンブレース株式会社 小倉 佳浩 取締役
3.メディカルケアステーション試験運用報告
ほんしょう内科クリニック 本庄 尚謙 院長
4.挨拶 大阪市大正区医師会 樫原 秀一 会長
大正区長より地域包括ケアシステムの活用についてお話をいただきました。地域包括ケアシステムでは各専門職をつなぐ連携ツールが必須です。ICT連携ツールであるメディカルケアステーションについて、大正区の医療・介護・行政関係者の皆さんで情報共有を行いました。
メディカルケアステーション説明会では災害、多職種連携の両面からお話いただきました。
①災害時に役立った400名超の多職種ネットワーク『虹ねっとcom』
②NHKニュース「おはよう日本」でメディカルケアステーションを使った『どこでも連絡帳(栃木県)』が紹介されました
③メディカルケアステーションの概要
災害時は当日が最も書き込みが多くなる事や、日常では変化があった時のみ情報発信する事で必要な患者への対応が優先される事例など、地域包括ケアシステムのツールとしての活用方法が説明されました。
試験運用報告では、看護事例、写真による情報共有事例、リハビリ動画事例、歯科連携事例、薬局連携事例、検査結果報告を行いました。実際に使った感想や、専門職が便利だと感じるポイントが紹介されました。
また、平成30年9月4日大阪に上陸した台風21号において、多職種で情報共有し、患者のケアに活かす事ができたと説明されました。
大正区在宅医療介護連携相談支援室では専門職の皆さんとメディカルケアステーションに参加し、多職種連携に活用いただけるよう、サポートしてまいります。