緊急コロナウイルス対応研修会
『みんな教えて、感染症対応についてどう考えているの?』
を開催いたしました
令和2年5月20日
本研修会は5月23日~6月12日に録画配信を行いました
 

在宅医療・介護連携推進事業 緊急コロナウイルス対応研修会『みんな教えて、感染症対応についてどう考えているの?』にご参加いただきありがとうございました。
在宅医療・介護連携推進事業開催にご尽力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

今回の研修会では、大正区医師会、歯科医師会、薬剤師会、訪問看護連絡会、リハビリ連絡会、介護連絡会、居宅介護支援事業者連絡会の各代表から新型コロナウイルスへの対策についてお話いただきました。


大阪市大正区医師会 たいしょう生協診療所 鈴木医師
当診療所では駐車スペースで発熱患者の診察をしていました。
患者さんの中には、自宅で自粛生活をしていてADLが下がった方と、 三蜜をさけて散歩等の活動をしていた方とで、現在のADLに差が出ています。
最近は発熱の患者は減少しています。
PCRは保健所にお願いしています。


大正区歯科医師会 あさの歯科医院 浅埜歯科医師
もともと歯科は感染症(エイズ、B型肝炎など)診る機会があります。
そのため感染症予防に対しどの診療所もある程度物資等の備蓄があります。
審美や、健診など痛みをともなわない患者さんには受診をみあわせてもらっています。


大正区薬剤師会 すみれ薬局 米山薬剤師
薬剤交付支援事業が実施され、配送料が自己負担200円を上限としています。
診療所と協力して、発熱など風邪症状のある患者さんが、薬局内に入らず、お待たせする事なく薬をわたせるよう工夫しています。


訪問看護ステーション連絡会
アニスト訪問看護ステーション 大西看護師

発熱のある患者さんは、最後に訪問するなど工夫しています。
自分達が媒介者にならないように心がけています。
高齢者の救急搬送が必要な時に、搬送先が決まるまで1時間かかった事例がありました。


リハビリ連絡会 アクティブ訪問看護ステーション 飛永理学療法士
リハビリ職は患者さんと密になってしまいます。
しかし、サービスとして代替えがきかないので、本人や家族の希望をききながら サービスを継続しています。
今後はリハビリを休んでいた患者さんのADL状況によって、リハビリメニューを再考し、主治医やCMと連携してリハビリを提供していきたいと考えています。


介護連絡会 第二大正園 山本介護福祉士
新型コロナウィルス感染症の正確な情報を得るのが負担でした。
また、介護連絡会は発足したばかりで、区内の介護事業所に介護連絡会そのものが十分に周知、定着していたとはいいいがたい状況にありました。
今後のためにもしっかり周知、定着できるように頑張りたいと考えています。


居宅介護支援事業者連絡会
エキスパートナースケアプランセンター 藤山ケアマネジャー

CMはサービス担当者会議をしなければなりません。
訪問や会議については電話でご本人や家族さんに訪問してほしいかどうかをききながら対応しました。多くの方から『CMさんに来てほしい』という声を頂きました。
また、本来の業務ではない業務(例:薬をとりにいく、診療についていくなど)が発生しました。


大阪市大正区医師会 樫原会長長
済生会泉尾病院は5/25より入院・外来ともにスタートします。
区内の数字(PCR検査数、陽性者数 など)も欲しいが、これは開示されてません。
大阪は専門病院もあるので本来専門病院がコロナ陽性患者の受け入れ拒否はしないはずなので、コロナ陽性患者が治療をうけれないという事実はないものと認識しています。
情報共有については大正あんしんネットを活用頂きたい。


大正区在宅医療・介護連携相談支援室では、災害時の情報共有として大正あんしんネット【大正災害ICT】の普及に努めています。大正区内の状況について、医療・介護の専門職が情報を共有しています。また他職種への質問も可能です。
今後も大正区の医療・介護専門職の活動を支援します。

 

大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 

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