大正区多職種連携研修会を開催いたしました
令和2年2月1日
 

テーマ:大正あんしんネットの現状と連携事例


1.挨拶 大正区 吉田 泰人 区長
2.大正あんしんネット ・運用状況報告
  大正区在宅医療介護連携相談支援室 医療コーディネーター 皆川智美
3.大正あんしんネット ・医療・介護連携事例
  エキスパートナース 伊川 優 理学療法士
4.挨拶 大阪市大正区医師会 樫原 秀一 会長

大正区長より大正区の地域包括ケアシステムおよび要援護者支援や災害時の対応についてお話し頂きました。
大正あんしんネットは医療・介護連携システムメディカルケアステーションを使った、患者(利用者)の情報共有システムです。
大正あんしんネットは、患者(利用者)の情報共有はもちろん、災害時の行政・医療・介護情報共有としても活用しています。


運用状況報告では、医療・介護連携の職能別事業者数や大正災害ICT登録者数が102人であると報告しました。
また事務局に期待する事としてニーズの高かった導入前相談と、設定を行った事例を発表しました。日々の業務で忙しい専門職が大正あんしんネットをスタートできるよう、今後もサポートすると発表いたしました。


医療・介護連携事例では認知症の利用者を、かかりつけ医師、訪問歯科医師、訪問看護師、デイサービス、ケアマネジャーが連携した事例について発表されました。認知症の患者(利用者)が長く歯科にかかっていなかったため、訪問歯科につなげた事例です。
サービス導入当初は家人よりスポンジブラシを使うよう指示がありました。歯科と連携した事により、歯科衛生士よりSサイズのやわらかいブラシを使うのが良いとのアドバイスをもらいました。日常の口腔ケアについて、歯科衛生士の手技と説明を動画で共有しました。かかわっている専門職から、わかりやすいと好評でした。
訪問歯科医師より、歯科は患者(利用者)とかかわれる日が限られている。日々の口腔ケアがしっかり行われている事が大切であると説明されました。ICT連携を使う事によって、患者(利用者)の様子を知る事ができ、助かりますと説明されました。


質疑では、大正区長より災害ICTの取組について、今後日常での訓練が必要ではないかとのご意見を頂きました。医師会長より今後も予行演習を行うと発表されました。


大正区在宅医療介護連携相談支援室では専門職の皆さんとメディカルケアステーションに参加し、多職種連携に活用いただけるよう、サポートしてまいります。


大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 

在宅医療・介護連携相談支援室
相談事例

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在宅医療・介護連携相談支援支援室
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