第6回 在宅医療推進情報交換会
平成30年12月6日
 

在宅医療推進情報交換会におきまして、「病院の状況、トピックス」、「施設の状況」などを話し合いました。

済生会泉尾病院から心臓血管センター開設や西病棟の再開について説明されました。
大正病院から産婦人科外来がクリニックへ移転や改造工事の進捗状況について説明されました。
ほくとクリニック病院から大阪市「大阪府精神科救急医療システム」へ参画し月15日(1床確保) 対応していると説明頂きました。また精神科単科である事から合併症の治療が困難であること、 在宅医と連携して精神科の入院に対応している事を説明されました。

診療所からは在宅患者の動向について説明がありました。退院時、病院で行っている事を継続して 在宅で求める事があるが、難しいこともあり家族の負担になるとの報告があったほか、在宅療養 の期間が短く看取りになるケースもあり、在宅医療の開始時期について検討しました。
退院後の患者について栄養状態が悪く病院栄養士と同行訪問し栄養指導した事例が報告されました。

訪問看護ステーションから、看取り、受入れ状況について報告がありました。また大正病院にて 大正区訪問看護連絡会主催で訪問看護について研修会を開催したと報告されました。

施設から、退院時に薬を多く処方してほしい、夜間の看護師体制から医療ニーズの高い方の入所は難しいなどの意見が出されました。
また、施設では転倒リスクの高い入所者も多く安全への対応に苦慮している事が報告されました。

大正区在宅医療・介護連携相談支援室から大阪府、大阪市、大正区の死亡場所別死亡者数について情報提供をしました。
大正区は府・市と比べ病院での死亡が多く施設での死亡が少ない傾向にあります。
検討したところ、施設入所者を系列病院で死亡確認していることがわかりました。

今後も病診連携、医介連携の推進を充実させるべく、在宅医療推進情報交換会を開催してまいります。

大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 

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