大正区多職種連携研修会を開催いたしました
平成30年2月3日
 

テーマ:在宅医療介護における多職種連携の問題点を考える

 「在宅医療介護における多職種連携の問題点を考える」をテーマに大正区多職種連携研修会を行いました。医師会、歯科医師会、薬剤師会、病院、訪問看護ステーション、役所・地域包括・ブランチ、居宅介護支援事業所、福祉用具、施設、デイサービス・デイリハ、訪問介護事業所の各グループに分かれ日ごろ感じている連携の課題と対応策についてグループワークと発表を行いました。
情報共有に課題を感じるグループが多く、対応策として情報共有ツールをあげていました。他にも以下の課題があげられ、参加者が耳を傾けていました。

医師会:医師へのアプローチ
歯科医師会:介護保険区分変更の連絡がない(遅い)
薬剤師会:各薬局で提供しているサービスが統一されていない
病院:院外との課題共有
訪問看護ステーション:退院前カンファが行われない(遅い)
役所・地域包括・ブランチ:区役所内の連携
居宅介護支援事業所:急な退院
福祉用具:患者さんに福祉用具の説明をしても伝わらない事がある
施設:相互理解、利用者ニーズの把握
デイサービス・デイリハ:遠方のケアマネジャーとの連携
訪問介護事業所:退院カンファレンスに参加できない
在宅医療介護連携相談支援室では、研修会であげられた課題をふまえ、今後の情報共有支援や連携体制の構築を行ってまいります。

大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 
 
 
 
 
 
 

在宅医療・介護連携相談支援室
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