テーマ:在宅医療介護における多職種連携の問題点を考える
「在宅医療介護における多職種連携の問題点を考える」をテーマに大正区多職種連携研修会を行いました。医師会、歯科医師会、薬剤師会、病院、訪問看護ステーション、役所・地域包括・ブランチ、居宅介護支援事業所、福祉用具、施設、デイサービス・デイリハ、訪問介護事業所の各グループに分かれ日ごろ感じている連携の課題と対応策についてグループワークと発表を行いました。
情報共有に課題を感じるグループが多く、対応策として情報共有ツールをあげていました。他にも以下の課題があげられ、参加者が耳を傾けていました。
・ | 医師会:医師へのアプローチ |
・ | 歯科医師会:介護保険区分変更の連絡がない(遅い) |
・ | 薬剤師会:各薬局で提供しているサービスが統一されていない |
・ | 病院:院外との課題共有 |
・ | 訪問看護ステーション:退院前カンファが行われない(遅い) |
・ | 役所・地域包括・ブランチ:区役所内の連携 |
・ | 居宅介護支援事業所:急な退院 |
・ | 福祉用具:患者さんに福祉用具の説明をしても伝わらない事がある |
・ | 施設:相互理解、利用者ニーズの把握 |
・ | デイサービス・デイリハ:遠方のケアマネジャーとの連携 |
・ | 訪問介護事業所:退院カンファレンスに参加できない |
在宅医療介護連携相談支援室では、研修会であげられた課題をふまえ、今後の情報共有支援や連携体制の構築を行ってまいります。