認知症疾患医療センター事業
平成30年12月2日
 

1.記念式典 さわ病院のスライド上映
2.講演1 「地域の絆で孤立を防ぐ」
講師:勝部 麗子
豊中市社会福祉協議会 福祉推進室室長
3.講演2 「現代人感覚がとらえる認知症予防」
講師:朝田 隆
医療法人社団総和会メモリークリニックお茶の水 理事長
東京医科歯科大学脳統合機能研究センター
認知症研究部門 特任教授


記念式典では、精神保健福祉協議会のあゆみと、さわ病院の取組みが紹介されました。
地域に根ざした病院として歩んでこられた事がよくわかりました。

講演1「地域の絆で孤立を防ぐ」では、コミュニティソーシャルワーカーがはたす役割や、制度の狭間にいる市民への働きかけについて具体的な取組みが紹介されました。
支援が必要なケースでは、地域住民から「ほっといたらええ」との意見もあるなか、地域住民の理解をえるための取組が重要である事を学びました。 地域を巻き込んだ支援が制度の隙間をうめていく事になるとわかりました。

講演2「現代人感覚がとらえる認知症予防」では、これからの高齢者には「今日用(教養)」と「今日行く(教育)」が必要だと説明されました。
認知症予防には運動の効果がみとめられており、生活の中で運動をとりいれる事が大切です。
今日用や、今日行くがあれば、体を動かす事につながります。習慣化するまで後押ししていく事が大切です。

在宅医療介護連携相談支援室では、高齢者にかかわる皆さんに認知症予防の情報を伝えてまいります。


大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
 
 

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