活動報告
 
 
 
 
 
 
 
在宅医療推進情報交換会 アンケート結果のお知らせ
平成29年6月21日
 
初夏の候。日頃から本会の活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
この度、6月21日に開催された在宅医療推進情報交換会におきまして、皆様にご依頼したアンケート結果を発表いたしました。
ご出席頂いた病院、診療所、訪問看護ステーションの皆様と、アンケート結果をもとに在宅医療、看取りに対する情報交換を行いました。
2025 年問題の取組みとして、看取りの場所は重要課題です。診療所からの現状報告、福祉の現場からの意見、今後に向けた課題整理を行い意義ある情報交換会となりました。行政からも出席頂き、行政の立場からみた在宅医療についてご発言いただき、大正区在宅医療の現状をご理解頂きました。
大正区在宅医療・介護連携相談支援室 皆川 智美
 
在宅医療推進情報交換会 を終えて
平成29年6月21日
 
先日はご多忙の中、在宅医療推進情報交換会に多数ご参加いただき有難うございました。
また、アンケートにご回答いただきました先生方にも感謝いたしております。
2025年問題に向けて、大正区の在宅医療介護の在り方を考えるべく、コーディネーター事業を中心に取り組んでおりますが、今回病院、診療所、訪問看護ステーションから状況報告をしていただきました。
各病院には病床数や救急の受け入れ状況、退院先や入退院調整で困っていることを伺いました。病院によって診療や病床の機能が違うものの、共通して言えることは家族の介護力が不足しており、在宅へ帰そうとしても家族からの受け入れが困難であるということ、また、病院で働く医師や看護師が在宅医療にどこまでお願いしていいかわからず、在宅への復帰ができなかったり、遅れてしまうケースがあることがわかりました
。 診療所へは在宅医療に関するアンケートをさせていただきました。訪問診療や往診の実人数や訪問診療体制、看取り数や新規患者、ターミナル患者の受け入れ状況について質問させていただきましたが、現時点では新規在宅患者やターミナル患者の受け入れ可能な診療所も多く、全体としてまだ余裕があるように見受けられました。アンケート結果が一覧になっていますので病院からご紹介いただく場合も参考になさってください。
訪問看護ステーションからも看取り数の減少や介護力不足についての報告やスタッフ確保困難についての言及がありました。
こうした顔の見える環境づくりを行いながら、区民向けに在宅医療に関する講演会や、病院職員の方々との退院時カンファレンスを通して在宅医療に関心をもっていただき、より連携を深めるような工夫が今後も必要と思われました。限られた時間の中での意見交換でありディスカッションするには時間が足りませんでしたが、年2回の情報交換会で、ある程度テーマを絞り、大正区の在宅医療のニーズに応えていくことが医療介護連携推進にとって必要なことです。今後ともご協力、ご参加の程、よろしくお願いいたします。
理事 本庄 尚謙
 
 
 
 
 
 
 
 

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