一般社団法人大阪市大正区医師会

会員の先生方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 昨年度は本会の諸事業にご支援、ご協力をいただき心から感謝を申し上げます。

令和2年5月23日に大阪市大正区医師会通常総会を開催し4期7年目の会長を仰せつかりました。 年末から新型コロナウイルス感染症の対応に追われ4月7日には政府が緊急事態宣言を発令しました。国民一丸となって自粛した結果、事態は収束しつつあります。その中、会員のみなさまには書面による委任をいただき一部の理事と監事の少数で通常総会を開催せざるをえませんでした。

昨年も大型台風・大雨の影響によって広範囲に甚大な被害が発生し日常の備えが重要であることを再認識させられました。今年は約半世紀ぶりにオリンピック、パラリンピックが開催予定でしたが来年に延期されたのは残念です。

働き方改革の実現に向けてどのように取り組んでいくのかを懸念しておりましたが新型コロナの影響でテレワークや時差出勤を余儀なくされ生活様式を根本的に見直す機会を得ました。

緊急事態宣言が解除後、「新しい生活様式」が始まります。感染リスクを恐れて何もしないのではなく感染リスクをコントロールしながらどのように生活していくかを考えねばなりません。

今年は、社会保障制度改革の議論が本格化しますが改悪を阻止し、地域医療の衰退に歯止めをかけ、現状の社会保障が後退することのないよう大阪府医師会、日本医師会に働きかけます。

執行部一同、全力で会務を遂行してまいりますのでご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

会員ならびにご家族、職員の皆様方がご健勝でご活躍されることを心より祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。

令和2年5月23日